WixとJimdoの比較

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簡単にホームページを作りたいという相談を受けたことがあります。

いまは昔と違い、様々なサービスやツールもリリースされており、比較的簡単にウェブサイトを作ることができます。

 

話を伺った際は、ホームページ作成ツール「Wix」と「Jimdo」を提案しました。これらは、とても有名で、利用者も多く、評判の良いサービスです。

今回のブログでは、この「Wix」、「Jimdo」という2サービスを比較してみたいと思います。選ぶ際の参考になれば幸いです。

 

WixとJimdoの紹介

Wix

WixとJimdoの紹介(Wix)

Wixは「世界で1億人以上が利用するドラッグ&ドロップのホームページ作成ツール」と言われています。本社所在地はイスラエル。2017年の時点で、ユーザー数が1億人突破した人気のあるサービスです。

 

Jimdo

WixとJimdoの紹介(Jimdo)

Jimdoは、ドイツにあるJimdoGmbH社によって運営されるサービスです。日本語版はKDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナーという特徴があります。2015年の時点で登録数100万サイト突破しています。

 

料金プラン

Wix

Wixの料金プラン

無料でも利用できますが、複数のプレミアムプランが用意されており、それらを契約することで様々なサービスが受けられるようになります。

 

ドメイン接続プラン

Wixもしくは他社で取得した独自ドメインを使用できます。ただし、このプランではWixの広告が表示されます。

 

コンボプラン

独自ドメインの使用や、Wixブランド広告を削除できます。

 

無制限プラン

独自ドメイン、Wixブランド広告削除の他に、FromBuilderアプリのプレミアム機能を使用したフォーム作成が行えます。

 

eコマースプラン

上記と合わせ、ネットショップ運営に必要な機能を使用できます。

 

VIPプラン

上記と合わせ、宣伝メールやサイトレビューが付いています。(サイトレビューは英語のみ)

 

Jimdo

jimdoの料金プラン

Wix同様、無料版と有料版があります。有料版は2種類。それぞれ、月額でかかる費用や利用できるサービス内容が異なります。

 

Jimdo無料版

基本的な機能を利用できます。ただし独自ドメインが利用できず、○○○.jimdo.comというサブドメインになったり、広告が表示されます。

 

JimdoPro有料版

独自ドメインの利用や、広告非表示が可能です。その他、スマートフォン最適化や、優先サポートを受けることができます。

 

JimdoBusiness有料版

PROの機能プラス、サーバー容量が無制限になります。また、さらに細かなSEOができたり、ネットショップ完全版が利用できます。

 

デザインテンプレート

Wix

Wixのデザインテンプレート

テンプレートからイメージに近いデザインを選べます。デザインはカテゴリーごとに分けられており、希望するものを選択できます。

テンプレートを選んだ後にカスタマイズするのですが、一度設定したテンプレートは変更することができないそうです。

変更したい場合は、もう一度新たにサイトを作る必要があり、その際の上限は特にありません。

 

Jimdo

Jimdoのデザインテンプレート

Wix同様、テンプレートからデザインを選ぶことができます。カテゴリーから選ぶことができるので、自分のイメージに近いものを見つけることができます。

デザインは、後からでも変更することが可能です。ただし、レイアウトによって設定が異なるので、微調整は必要になります。

 

独自ドメイン

Wix

独自ドメインを使用するためには、プレミアムプランへのアップグレードが必要です。

一番安い「ドメイン接続」で月額416円となります。ただし、このプランではWixの広告が表示されます。

無料サイトは、独自ドメインではなく、ユーザ名とサイト名で構成されたURLが紐づけられたものになります。

 

Jimdo

無料版は、独自ドメインを使用することができません。Pro版かBusiness版にアップグレードする必要があります。

 

モバイル対応

Wix

モバイル対応です。デスクトップ版を修正すると、自動的にモバイル表示に最適化したサイトに変換されます。

つまり、デスクトップ版とモバイル版は同じサイトの別の表示モードということです。

 

Jimdo

モバイル対応です。Jimdoが提供するレイアウトは、すべて自動的に最適化表示するレスポンシブ対応になっています。

スマートフォン表示のみの設定はできません。

 

SSL

Wix

無料版、有料版ともにHTTPSに対応しています。管理画面で有効化と無効化を選択できます。

 

Jimdo

無料版を含め、常時SSL対応となっています。ホームページ内のどのページでもhttps接続になります。

 

まとめ

どちらのサービスも機能が充実しており、無料版でもホームページを作成することが可能です。

ただし、ビジネスで運用するとなると、独自ドメインや広告の非表示は必須と言えるので、有料プランへの切り替えが必要になるでしょう。

 
Wix : https://ja.wix.com/
Jimdo : https://jp.jimdo.com/